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トヨタ・クラウンを全面改良、13代目の誕生

 トヨタ自動車は2008年2月18日、高級セダン「クラウン」を4年2カ月ぶりに全面改良して発売した。安全装備を充実させたうえ、クラウンとして初めて本格ハイブリッドシステムを採用した車種も5月6日に発売するなど、「安全」と「環境」をメインテーマとして打ち出した。
 クラウンは1955年に誕生し、今春には販売が累計500万台を達成する見込みの「看板車種で」、同一ブランドとしては国内最多となる、13代目の誕生だ。12代目「ゼロクラウン」の流れを踏襲して脱コンサバ路線をとる。外観デザインは、さらに若々しくダイナミックに。エンジンやプラットフォームを先代から継承するも、電子制御の処理能力などソフト面を大幅に強化して、走りの質を追求した。
 「ロイヤル」(排気量2.5リットルと3.0リットル)、より若い層を意識した「アスリート」(同2.5リットルと3・5リットル)は希望小売価格368万~567万円。ハイブリッドシステム搭載車(同3.5リットル)は同595万~619万円と割高だが、4.5リットルクラスの動力性能と2.0リットルクラスの低燃費を両立する。月販目標5500台としており、そのうち800台をハイブリッドと見込んでいる。
 充実させた安全装置では、居眠り運転防止などのため、運転者の目の開閉状態を検知、警告音やブレーキで衝突被害を軽減するなどの世界初の安全技術を6件採用。横滑り時などに安定走行を確保する技術「VDIM」や急制動をかけるとランプで後続車に注意を促す日本初の技術も標準装備し、渡辺捷昭社長は「半世紀以上にわたって一番力を入れてきた車。先進技術を積極的に採用した」と、主力ブランドの13代目に胸を張った。 しかし、自社の高級車ブランド「レクサス」とのすみ分けも課題になりそうだ。

crown-hybrid-new.jpgクラウン・ハイブリッド



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