●コンパクトタイプ
コンパクトタイプ・ミニバンは、トールワゴンに3列目シートを追加したような作りのものです。
ボディ形状は2BOXスタイルを採用しています。3種類あるミニバンの中で最もボディが小型であり、3ナンバーサイズは皆無です。
駆動方式はエンジン横置きのFFが主流ですが、一部車種に4WDがあります。
エンジン排気量は1800cc以下(但し軽自動車は含まない)で、主流は1500cc前後です。 キャビンスペースは最も狭く、3列目シートは緊急用的性格が強く、大人が快適に座れるような代物ではありません。
●現行モデルなど
トヨタ・カローラスパシオが先駆ですが、コンパクトミニバンを確立したのは2001年登場のホンダ・モビリオ以降からです。
モビリオ登場から数年内に、日産やトヨタが相次いでキューブキュービックやシエンタを投入し、現在の陣容が整いました。
小型な車ながら3列目シートを備えることによる多人数乗車性と使い勝手を持つ点が画期的で、多彩なシートアレンジも行えるようになりました。しかし小型車を求めるユーザーは多人数乗車性を重視しているとは限らず、3列目シートも実用性が低いと考えられます。通常のハッチバック車やトールワゴンを選択するユーザーが多く、小型車における主流のジャンルに成りきれていない状況です。
◆国産車
トヨタ・カローラスパシオ(生産中止)
トヨタ・シエンタ
ホンダ・モビリオ
日産・キューブキュービック
◆輸入車
フォルクスワーゲン・キャディ