●ミニバンとは
ミニバンの規格的な定義はありませんが、一般的にはステーションワゴンに比べ背が高く、乗車席が3列の場合が多く、1.5BOXや2BOXとも言われる形状です。車検証記載上はステーションワゴンと扱われています。
いわゆる2BOXの形状で前部にボンネット、後部に室内スペース部分のある形状を持つ乗用車です。車高はセダンと比較して総じて高めです。そして3列目(サード)シートを備えていることも、ミニバンの要素の一つとされています。
●ミニバンは小型(ミニ)ではない
「ミニ」バンの「ミニ」は、大きさを表す意味ではありません。多くのミニバン車種が、「ミニ」と呼ぶには相応しくない大きな車格です。また、ミニ「バン」の「バン」も貨物車を表している訳ではありません。
よって「ミニ」+「バン」と分けて捉えるのではなく、「ミニバン」という一つの単語として捉えるのが適切なようです。
「ミニバン」は、「ビッグバン」に対応する自動車用語として作られたものだという説もあります。
●ミニバンのブーム
1982年に発表された日産・プレーリー、1983年に発売された三菱・シャリオなどが、ミニバンの始祖に当たります。しかし、1990年に登場したトヨタ・エスティマと1994年に登場したホンダ・オデッセイが、相次いで大ヒットしたことにより、「ミニバン」という呼称が普及しました。さらにミニバンが、一般的な大衆ファミリーカーとして定着することになりました。
●ミニバンはファミリーカー
2006年度のボディタイプ別販売台数では、ミニバンがセダンやステーションワゴンを押さえて、最も普及している車になりました。
これらのブームにより、もともとスポーツ志向の車を得意としていたホンダやマツダなどでも、主力車種をミニバンに移行させることになりました。